「社員寮はしんどいって聞いたけど、どうなんだろう?」
「先輩との上下関係は厳しいのかな?」
「食堂のごはんはやっぱりまずいんだろうか?」
社員寮に入ることが決まっている方でこのような不安を持っている人はけっこういるんではないでしょうか?
今回は私の社員寮での生活経験を元に実際のところを解説していきます。
この記事の内容
- 社員寮は地獄なのか?
- 寮の設備
- 人間関係について
この記事を書いてる人
- 社員寮での生活経験あり
- 技術系社員
- 大手企業に勤めている
この記事を読むことで、社員寮での生活がどのようなものであるか知ることができます。
また、この記事は5分程度で読み終わります。社員寮生活に関する不安を解消したい方はぜひ最後まで読んでみてください。
社員寮は地獄なのか?
まずはこの記事のタイトルにもある「社員寮は地獄なの?」という疑問にお答えします。
答えとしては地獄ではありません。笑
もちろん人によっては「地獄だ」という人もいるかもしれませんが、私としてはとても快適に生活することができていました。
社員寮での生活が苦しい理由としては以下のようなものがあります。
- 一人暮らしに慣れていない
- ホームシック
- ご飯が美味しくない
- 人間関係が上手くいっていない
私の場合で言うと、
- 一人暮らしは時間と共に慣れてくる
- ホームシックは親しい友達を作って克服
- 食堂のごはんは平均点以上だから問題なし
- 人間関係に問題なし(詳しくは後で述べます。)
こんなふうに社員寮での生活で「苦しいから早く出たい」と感じるようなことはありませんでした。寮の環境がかなり悪かったり、人間関係でトラブルがあったりすると、「社員寮は地獄」と感じる人もいるかもしれません。
寮の設備
寮の設備はどの会社のどの寮に入るかで全く違ってきます。私が利用していた社員寮の設備について紹介していきます。
自分の部屋
部屋に設置されているものは寮によって結構違います。私がいた社員寮の部屋には洗濯機とキッチンがありませんでしたが、同じ会社の他の社員寮には洗濯機とキッチンが完備されていました。
また、別の会社に就職した大学の友達の社員寮は部屋にキッチン、トイレ、風呂、洗濯機がなく、共用エリアになっていると言っていました。
私がいた社員寮の部屋
- ワンルーム
- キッチンなし
- 風呂トイレ セパレート
- 冷蔵庫、電子レンジあり
- 洗濯機なし(共用)
生活に必要な基本的なものはそろっていました。キッチンと洗濯機がなかったことが少し不便でしたが、慣れれば気になりませんでした。
もし入社が決まっているなら、部屋にあるものとないものを会社に聞けば教えてくれるはずです。自分の入る寮の状態を確認してみてください。
食堂
私がいた寮では食堂が一階にあり、朝と晩にご飯が食べられました。
朝は200円、夜は500円と安い値段で食べられたため、入社して給料が安かったころはとても助かりました。さらにレシピ、買い物、料理をする時間を節約できるのもナイスですね。
幸いにも、味は悪くなく、バランスの取れた食事をとることができたのも良かった点です。外食をするより寮の食事のほうが健康的でした。
その他共用エリア
部屋と食堂以外の共用エリアとしては以下のような感じでした。
- 洗濯機
- 駐車場
- ロビー
- ゴミ捨て場
洗濯機以外は普通のマンションと変わらないかもしれません。洗濯機が各階に5台ずつあり、共用として使用していました。
潔癖症な人はちょっと嫌かもしれませんが、洗濯機の水道代や電気代は会社持ちなのである意味助かりましたね。笑
人間関係
社員寮での人間関係について紹介します。
「悩みごとの全ては人間関係だ」とかどこかの誰かが言っていましたね。そのため、人間関係はとても気になるところですよね。
でもあんまり心配しなくて大丈夫です。
先輩との関わり
結論から言うと、先輩とはほとんど関わる機会がありませんでした。なので、上下関係でしんどいとかは全くなかったです。
部屋の紹介と寮の設備の所で書いたように、食堂と洗濯機を使う時以外は基本部屋にいるため、寮の先住民と顔を合わせる機会はあまりありませんでした。
寮内で会ったときに挨拶するくらいで、あまり深い付き合いはありませんでしたね。
このように、先輩と接する機会はあまりないため、上下関係などの問題はあまり気にしなくても大丈夫かと思います。
同期との関わり
積極的に動かないと同期との関わりもほとんどありません。
先輩との関わりで書いたように、寮内では人間関係が意外と少ないです。そのため、研修中に友達を作って、寮でも積極的に声をかけましょう。
入社して間もないころは縁もゆかりもない土地で、誰一人知り合いがいない状態であるため、誰しも少なからず不安を感じています。そんな時に同期の誰かに話しかけられたら、嬉しいものです。勇気を出して自分から話しかけてみましょう。
同期は大切
これは誰もが言っていることですが、同期は大切です。同じ年に入社して、同じ研修を受け、同じ寮で暮らした同期は特別な存在です。
私はさみしがり屋なので、入社式の段階から積極的に声をかけていました。その中で、仲良くなった同期とは寮で部屋に行き来したり、週末に遊びに行ったりしていました。
寮生活で友達ができずに、孤独になるとホームシックに陥ったりしてしまう可能性があります。そのため、1人でもいいので一緒に飯を食いに行けるぐらいの友達を作っておきましょう。同じ釜の飯を食った仲の良い友達はいつまでたっても繋がりがあるものです。
管理人と食堂のおばちゃん
最後は管理人と食堂のおばちゃんについてです。
寮を管理してくれている管理人さんとご飯を作ってくれている食堂のおばちゃんにはしっかりとあいさつをした方がいいです。
良い関係を築いて置くと、トラブルに巻き込まれたときにきっと力になってくれます。逆に敵に回すと寮内で居心地の悪い思いをするかもしれません。
管理人や食堂のおばちゃんには日ごろの感謝も込めてしっかりとあいさつしましょう。
まとめ
今回は「社員寮は地獄なのか?」という疑問から始まり、社員寮生活の様子を私の実体験を元にまとめてみました。
住めば都とはよく言ったものです。自分で試行錯誤して、人間関係を含めて住みやすい環境を整えれば社員寮も悪いものではありません。
以上です。