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【浪人経験者が語る】浪人でつらいこと3つと乗り越える3つの方法

「浪人はつらいって聞くけど具体的に何がつらいの?」

「どれぐらいつらいんだろう?」

「浪人しようか迷ってるんだけど、浪人生活に耐えられるんだろうか?」

こういった疑問に浪人経験者がお答えします。

本記事の内容

  1. 浪人でつらいこと
  2. 浪人生活を乗り切る方法

この記事を書いている人

  • 2年間の浪人経験
  • 1年目は自宅浪人して失敗
  • 2年目は予備校に通って志望校に合格

 

この記事を読むことで、浪人でつらいこと、どのようにつらい浪人生活を乗り切ればいいかを知ることができます。

この記事は5分程度で読めます。浪人するか迷っている方はぜひ最後まで読んでみてください。

浪人でつらいこと3つ

浪人でつらいこと 画像

浪人がつらいと言われる理由を3つに絞って紹介します。

浪人でつらいこと3つ

  1. 同級生は大学生活を楽しんでいる
  2. 学生でも社会人でもない
  3. 思うように偏差値が上がらない

同級生は大学生活を楽しんでいる

浪人でつらいことの1つ目は「同級生は大学生活を楽しんでいること」です。

同い年の友達が大学生になって、サークルやバイトを楽しんでいる。一方で、浪人している自分は受験勉強しないといけない。この状況はシンプルにつらいです。

私が浪人していた時も大学生になった友達と遊んだ時に、「バイトめんどくさいわー」「サークルの先輩がめっちゃかわいい」といった話を聞くと、大学生をうらやましく思いました。

特に最近はSNSで同級生の近況が自然に入ってくるので、注意が必要です。

このように同級生が大学生活をエンジョイしている、しかし自分は受験勉強しないといけないことはつらいです。

学生でも社会人でもない

浪人でつらいことの3つ目は浪人生が「学生でも社会人でもないこと」です。

小学校、中学校、高校とストレートに進んできた人は浪人して初めて、学生ではなくなります。しかし、浪人生は社会人ではありません。

この「学生でも社会人でもない」という宙ぶらりんな状態は将来の不安を感じさせます。

私も人生で初めてこの宙ぶらりんな状態を経験して、自分の将来について不安になりました。高校の友達は大学生になったり、社会人として働いているのに、自分は一歩も前に進んでいないような感覚を味わい、つらかったことを覚えています。

このように学生でも社会人でもない浪人生になることはつらいことです。

思うように偏差値が上がらない

2つ目のつらいことは「思うように偏差値が上がらないこと」です。

せっかく浪人して受験勉強しているのに偏差値が上がらないのはつらいです。

浪人しているということは現役(高校生)のときの偏差値が足りず、志望校に入れなかったため、偏差値を挙げなければいけません。

しかし、浪人で偏差値を上げることは現役で偏差値を上げるよりも難しいです。浪人して偏差値を上げようとすると、現役のときよりも受験勉強に人生をつぎ込む必要があります。しかし、大抵の人はこれができません。

実際に私が1年目の浪人で失敗した理由は努力不足、つまりは「サボり」です。「自宅浪人でも自分なら大丈夫」という謎の自信があった私は見事に失敗して、現役よりも頑張ることができずに、偏差値を下げる結果になりました。

当時はつらくて、憂鬱な気持ちでいっぱいでした。

このように貴重な10代の1年間を使って、受験勉強しているのに「思うように偏差値が上がらない」のはつらいことです。

浪人生活を乗り越える方法

私が浪人でつらかったことを乗り越えた方法を紹介します。

浪人を乗り越える方法

  1. 高校の友達との付き合いをストップ
  2. SNSアカウントを削除
  3. 努力できる環境をつくる、移る

高校の友達との付き合いをストップ

1つ目は高校の友達との付き合いをストップすることです。息抜きしたいときは、予備校の友達としましょう。

高校の友達と遊ぶと、お互いの近況を報告することになると思います。そうなると、大学生活の話を聞かざるを得ません。浪人生が友達に大学生活の話をされると、大学生活をうらやましく思ってしまいます。

そのため、思い切って、高校の友達との付き合いはいったんやめて、予備校の友達と付き合うようにしましょう。

「受験勉強に集中したい」ということを伝えると友達もきっとわかってくれます。これで悪く言ってくるような友達とは縁が切れても後悔はないでしょう。

予備校の友達であれば、互いに受験勉強を頑張らないといけないため、励ましあいながら、程よく息抜きできます。

私は高校の友達との付き合いをいったんストップしました。しかし、予備校の友達と時々ご飯に行って、ガス抜きしていました。

このように高校の友達とはいったん付き合いをストップすることをお勧めします。

SNSアカウントを削除

2つ目はSNSアカウントを削除することです。

SNSで同級生の近況や流行りのコンテンツが情報として入ってくることは受験勉強の邪魔になります。

浪人は人生の踏ん張りどころなので、1年間ぐらいSNSを我慢できるはずです。友達の近況や流行なんて、浪人生にとってはどうでもいいことです。ハッキリ言ってノイズです。

私は2浪目にLINEを含むすべてのSNSアカウントを削除しました。2浪目は背水の陣の覚悟で挑みましたから、人間関係をいったん捨てました。本当に親しい中なら、受験勉強が終わってからでもやり直せるはずです。

受験勉強に集中したいなら、SNSアカウントを削除することをおすすめします。

努力できる環境をつくる、移る

3つ目は「努力できる環境をつくること」です。

「浪人でつらいこと3つ 」の3つ目で「思うように偏差値が上がらない」について書きました。現役の頃よりも偏差値を上げるためには現役の頃と同じようなことをしていてはいけません。これまで以上に努力する必要があります。

「努力するぞ!」という決意を1年間新鮮な状態で保てる人は大丈夫だと思いますが、私は無理でした。

決意よりも強力なものがあります。それは環境を変えることです。

例えば、「ゲームをやめる」ためには決意するだけよりも、ゲームを捨てたほうがいいです。

「偏差値を上げるために努力する」ためには決意するだけではなく「努力できる環境をつくる」ほうがいいんです。

私は努力できる環境を求めて、予備校が経営している寮に入りました。その寮では門限が夕方の5時で、夕食と風呂のあとは3時間以上の勉強時間がありました。もちろんパソコンやゲームの持ち込みは禁止されていました。

このような厳しい環境に身を置くことで、偏差値を10ほど上げることができ、そこそこの大学に進学することができました。

浪人して偏差値を上げたいならば、自分が努力できる環境をつくるか移ることをおすすめします。

まとめ

浪人でつらいこと3つと浪人生活を乗り越える方法をまとめました。

浪人するとつらいことがたくさんありますが、浪人することは自分の人生を妥協せず生きることです。その決断と努力は何かしらの形で結果として現れるはずです。

この記事が浪人しようと迷っている人の参考になれば幸いです。

今回は以上です。

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