「学歴ロンダリングすると研究室でついていけるだろうか」
「就活は上手くいくんだろうか」
「内部生からいじめられたりしないだろうか」
他大学の大学院に進学することを検討している人はこのような不安をもっているかもしれません。
こういった疑問に学歴ロンダリングした私がお答えします。
この記事の内容
学歴ロンダリングすることによる
- 研究の大変さ
- 就活が上手くいくか
- 内部生と仲良くできるか
この記事を書いている人
- 私立大学から国立大学院に進学
- 上場一部企業4社に合格
この記事を読むことで、学歴ロンダリングに対する不安を取り除くことができます。
また、この記事は5分程度で読み終わります。学歴ロンダリングの体験談を参考にしたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
研究は始めが大変
研究は始めが特に大変です。学部生の頃と研究内容が変わるため、1から頑張るつもりでやればなんとかなります。
また、4月に入学した時点で、内部生に対して数か月から1年程度のビハインドがあります。そのため、同期よりも良い結果を出すことは難しいですが、経験の差だと思って割り切った方がいいです。
私は実験が少ない研究室だったため、研究テーマが決まるまでは修士論文やgoogle scholarで見つけた論文を読み漁って、その分野になれる作業ばかりしていました。研究テーマが決まっていない状態は具体的な方向性が見えないため、作業的にも精神的にもしんどいです。
このように、入学当初は新しい環境で新しいことを始めるため、研究が大変に感じる方も多いかと思います。しかし、それなりに頑張ればそんなに遅れをとることもありません。
就活は上手くいく(はず)
結論としては学歴ロンダリングすることで、就活を有利に進めることができます。
就活で学歴がものをいうのはエントリーの段階です。人気企業の人事は大量のエントリーシートにExcelでフィルターをかけて、偏差値の高い大学の学生のものだけ読みます。要は学歴が低いと入口にすら入れないわけです。そのため、就活において、学歴ロンダリングは有効です。ただし、2次、3次と選考が進むにつれて、学歴の効果は失っていきます。この段階になると、ほとんどの学生が高学歴になってくるためです。
私のエントリーシートは50%以上の企業に通りました。これはエントリーシートの内容というより、学歴が良かったからだと思います。また、最終面接で会話の雰囲気から感じたことは学歴ではなく、人間性を見て評価しているということです。やはり、最終までくると、学歴だけでは測れないファクターを見ているんでしょう。
また、学歴ロンダリングした友人は全員大手企業から内定を獲得していることからも「学歴ロンダリングしたら就活上手くいかない」ということはないと思います。
このように、学歴ロンダリングでは就活を有利に進めることができるため、心配する必要はありません。
内部生との付き合い
内部生との付き合いは研究生活でとても大切です。2年間だけの関係になるかもしれませんが、仲良くしておいた方がいいです。
内部生は同級生ですが、研究室の先輩でもあります。授業の期末試験や研究活動、就活でもきっと頼りになる存在です。そのため、積極的にコミュニケーションをとって、仲良くなった方がいいです。
私は内部生からいじめられたことはありませんでしたが、あまり仲良くなれなかったことを後悔しています。仲が悪かったわけではありませんが、プライベートの話をしたり、ご飯を食べに行ったりはあまりしませんでした。もっと仲良くなれていたら、就活や研究において、お互いがしんどい時に助け合ったり、愚痴を言いあったり、できたんじゃないかと思います。
内部生と仲良くなることは研究室という狭い社会の中で味方を作るようなものです。ぜひ自分から話しかけて仲良くなってください。
学歴にとらわれない
学歴ロンダリングしてみて学歴にとらわれない方がいいなと思いました。
内部生でも優秀な人もいれば、そうでない人もいます。研究や就活を通して、自分の学歴を上げることができたからといって調子に乗ってはいけないなと実感しました。
私は研究活動で、民間企業や国の研究機関、他の大学とやりとりをすることがありました。みんなそれぞれの役目を果たそうと頑張っています。学歴という外側だけで判断するのではなく、その人の中身をしっかりと判断するべきだと思いました。
学歴ロンダリングしたからこそ、学歴について敏感になるかもしれません。しかし、あまり学歴にとらわれずに、中身をしっかりと見ることの方がとても大切なことです。
まとめ
学歴ロンダリングしてみて思うことをまとめました。
学歴ロンダリングに対して負い目を感じる人もいるかもしれません。
私の場合は学歴ロンダリングしたことを自分でネタにして話しています。そのほうが、本当の自分ですし、なにより学歴を自慢したいという感情がなくなったためです。
学歴が役に立つのは就活の時ぐらいでしょう。あまり「学歴ロンダリング」という言葉にとらわれずに生きていきたいものです。
以上です。