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【理系】メリットとデメリットから考える大学院に進学したほうがいい人

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「就職せずに大学院に進むメリットってなんだろう」

「逆にデメリットはあるんだろうか」

「自分は大学院に進学した方がいいんだろうか」

理系で大学3年生はこのような悩みをもっている方も多いんではないでしょうか。私は大学院に進学することを選びましたが、他の道を選択することもありだと思います。

この記事の内容

  • 大学院に進学するメリットとデメリット
  • 進学した方がいい人

 

この記事を書いている人

  • 理系の大学院に進学
  • 上場一部企業4社に合格

この記事を読むことで、自分は大学院に進んだ方がいいのかどうかを知ることができます。

また、この記事は5分程度で読み終わります。自分の進路に妥協したくない方はぜひ最後まで読んでみてください。

メリット

理系の学部に所属している人が大学院に進むことで得られるメリットはたくさんあります。

ここでは私が実際に得たメリットについて、解説していきます。

就活が有利になる

理系は大学院で修士号を取得することで、就活を有利に進めることができます。

学部卒と修士卒の理系の学生では習得したスキルに雲泥の差があります。当然企業は能力がある修士卒をよりたくさん採用します。別の言い方をすると、修士卒が有利というより、学部卒が不利ということです。

私の先輩の話になりますが、彼は学部卒の就活では希望の企業から合格を得ることができませんでした。しかし、大学院に進学して修士卒としてエントリーすると無事に合格を得ることができました。

私は学部卒の就活はしなかったんですが、修士卒の就活で、上場一部企業4社に合格することができ、その中から一社を選びました。

このように理系が就活をする場合、大学院で修士卒として、エントリーする方が有利になります。

理系スキルが身につく

大学院に進むことで理系スキルを身につけることができます。大学院に進学しないということは理系スキルが大きく成長する直前でフェードアウトすることだからです。

理系スキルの例

  • 論文の探し方、読む力
  • 研究方法、計画の検討
  • 実験、シミュレーションのスキル

一般的な理系スキルを適当に挙げましたが、研究分野や研究室によって身につくスキルは様々です。

例えば、私の場合は3DCADで器具を設計して、業者との綿密な打ち合わせを経て、実験で使用するに至りました。このような経験は就活でのアピールになりますし、将来仕事で使わなくても、間接的に活かすことができます。

このように大学院に進学し、2年間研究を行うことで、理系スキルを身につけることができます。

デメリット

大学院に進むことにはデメリットもあります。これから説明するデメリットがあるから、進学せずに就職するという人がいるのだと思います。

2年間の時間を消費する

大学院に進学し、修士号を取るためには一般的に2年の期間在学する必要があります。浪人や留年がなくストレートに進学してきたとして、22歳から24歳にかけて大学院に在学することになります。

若いころの2年間はとても大切です。20代をどう生きるかで後々の人生が大きく変わることは言うまでもありません。この大切な2年間を大学院で消費することが良いか悪いかはその人次第です。

私は今だから思うことですが、大学院に2年間を消費したことを少し後悔しています。「大学院に進学しなくても特に困ったことはなかっただろうな。むしろ就職した方が良かったことの方が多いんじゃないか?」と思っています。

このように20代前半の貴重な2年間を消費することが一つ目のデメリットです。

働いた方が成長できる

大学院に進学するよりも働いた方が成長できると最近つくづく思います。

給料を対価としてもらっている社会人は仕事に責任があります。責任を背負っている方が人は成長できます。

大学院生は”学生”です。研究で失敗してもそれほど責任は問われません。そのため、研究室では適当にやっている学生もいて、社会人ほど真剣に取り組む必要がないことを実感します。

また、大学院というアカデミックの世界は民間企業に比べると、”なあなあ”です。大学の事務員や作業員、教員の適当さには時々あきれてしまいます。こんな環境にいたら、自分もなまけてしまうような気がして、ビジネスライクのほうがよっぽどいいなと思います。

このように大学院に進学するよりも働いた方が、責任があり、ビジネスというシビアな世界で活動するため、成長することができます。

大学院に進んだ方がいい人

メリットとデメリットについて、整理していると、どのような人が大学院に進学した方がいいかを考えることができます。

研究を仕事にしたい人

研究を仕事にしたい人は大学院に進学した方が良いです。

というのも就活の話で触れましたが、大学院に進学したほうが就活を有利にすすめられるからです。また、日本の理系就活市場では修士号を取得していないと、研究職や開発職にエントリーすらできない企業がたくさんあります。

そのため、研究で飯を食いたい人は大学院に進学した方がいいです。

自信がない人

自信がない人も大学院に進学した方が良いです。

大学院に進学することで、学歴に箔をつけることができます。また、理系スキルも身につけることができるため、多少の自信をつけることができます。

そして、就活を有利に進められるため、就活で戦っていく自信がなくても、希望の企業に合格できる可能性が上がります。

こういったことから、自信がない理系学生は大学院に進学した方が良いです。

まとめ

大学院に進学するメリットとデメリット、大学院に進学した方がいい人についてまとめました。

企業を考えている人や文系就職を考えている人は大学院に行かなくていいと思います。

大学院は研究をする場所であり、人生最後の学生を経験できる期間です。しっかりと考えて進路を決めましょう。

以上です。

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